レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 尾崎豊が亡くなってもう18年。個性を受け入れる日本であれ。

尾崎豊が亡くなってもう18年。個性を受け入れる日本であれ。

最近尾崎豊をまた無性に聞きたくなってCDをひっぱりだしてきて聞いている。
私は18,9の大学生時代によく尾崎豊の曲を聴いていた。
今聞いてみると若いときと尾崎の歌に対する印象が微妙に違う。
尾崎豊の歌は日本人の精神風土をするどく描写したんだなあと感心することしきりである。
若いときにはわからなかったことが、おっさんになってわかるよーになりました。

「大人達は心を捨てろ捨てろと言うが俺はいやなのさ」
1983年尾崎豊のデビューシングルである「15の夜」の一節。
今聞いてもこの歌詞は私の心にズキンと衝撃を与える。
日本の大人達は心を捨てろと子どもたちに言っていると尾崎豊は感じた。
日本人は社会人になれば組織に隷従して生きていくために個人としての良心を殺さなければならない。
話が少し変わるが、宴会で新人や若い人に酒を強要したり一気飲みさせるのは、日本で昔から行われてきた若者を組織に隷従させるためのリンチだ。
今でも毎年大学のコンパでは一気飲みを強要して急性アルコール中毒で若者が死んでいく。
若者が強要された酒を飲むという行為には組織に対する忠誠心をみせているという意味がある。
酒やアルコールは尾崎の歌にもたびたびでてくるね。
尾崎はその日本の精神風土を大人達は心を捨てろ捨てろと言うと表現した。
尾崎豊はアーティストの命ともいえる心を捨てることはできなかった。
日本人は大人になるにつれ良心を捨て組織に隷属し自己欺瞞をすることをおぼえなければならなくなる。
組織に隷属する限りは生活は保障される。
まだ弱冠18歳にしかなっていない尾崎は直感ででそれを見抜いた。
天才というしかないだろう。
おそらく尾崎豊は良心を捨て組織の奴隷になることを拒否して高校をドロップアウトしたのだろう。

尾崎豊の隠れた名曲シェリー、若い尾崎が学校をドロップアウトし日本社会にもまれ人生をどう生きるべきか、もがき悩み苦しんでいる歌。
私も若いときどう生きるべきか悩んだのでこの曲をはじめて聞いたときとても共感し感動した。
シェリーのなかで「俺は真実へと歩いているかい」という歌詞がある。
尾崎は五里霧中の青春の迷いの中にいたのだろう。
尾崎はまさに東洋哲学でいうところの道を求めていたのではないか。

「シェリー 見知らぬところで 
人に出会ったらどうすりゃいかい
シェリー 俺ははぐれ者だから 
おまえみたいにうまく笑えやしない」

このシェリーの一節から尾崎にも日本の若者らしいシャイなところがあったんだなと感じる。
中年になった今となっては見知らぬところで人に出会ったら自然体にふるまえばいいんだよと思うけど、私も若いときはそんなどうでもいいことにも神経質になったもんだ。
日本人は自分の良心にそって生きるっていう人が少ないから、こんなどうでもいいことで悩んじゃう。
自分の心のおもむくままに運命にそって生きていけば良いんじゃないかな。
尾崎も道を求めながら、道を知ることはできなかったのだろう。

1992年尾崎豊は若くして悲劇的な最後をとげた。
あれからずいぶんたったけど日本っていう組織はあんまり変わってない気がする。
やっと民主党に政権交代はしたけど、まだまだ官僚と金持ちがふんぞりかえっているし、国民は精神的にお上に依存している。
だけど少しずつ日本人の心は変わってきてるよ。
個人の良心にそって生きる人が昭和の頃よりは増えているような気はしています。
自分より若い世代を見ると、我々や上の世代より人間的にやさしい人が多いなって感じます。
論語の言うところの後世畏るべしです。
尾崎豊のような個性的だけど才能豊かな青年が生きづらい国だった昭和の日本。
これからはそういった個性的な若者を受け入れられる日本であってほしいと思います。
そうであってこそ自殺者も削減できるのではないでしょうか。
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テーマ : エッセイ
ジャンル : 小説・文学

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非公開コメント

読まさせていただき、震えるほど感動しました…


 今世紀はこの国の人の心が豊かになる世紀だ、と言われる学者の方がいます

 前世紀は開国による西洋よりの産業革命の恩恵で、私達は物質的に豊かになりました


 しかし、真の民主主義や自由という人生や心を豊かにする哲学のようなものは、前世紀には西洋から受け入れなかったのではないでしょうか…


 今世紀は、ネット社会が成熟するでしょう

 ネットは私達にあの時無かったものを与えてくれ、人々を心豊かに幸せにしてくれると信じます



 検索サイトより、辿り着きました
 乱文長文その他、お許しください (^o^)



読まさせていただき、震えるほど感動しました…


 今世紀はこの国の人の心が豊かになる世紀だ、と言われる学者の方がいます

 前世紀は開国による西洋よりの産業革命の恩恵で、私達は物質的に豊かになりました


 しかし、真の民主主義や自由という人生や心を豊かにする哲学のようなものは、前世紀には西洋から受け入れなかったのではないでしょうか…


 今世紀は、ネット社会が成熟するでしょう

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アンダーソンさんへ

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり今世紀は日本人の心に大きな変化があるかもしれませんね。
ネットは多くの日本人に表現の場を与えました。
ネットのおかげで個人が今までより力を持つことになるでしょう。
日本の未来はけっこう明るいんじゃないですかねえ。

No title

尾崎は良心に従って生きていた という内容に、考えさせられました。

僕もいわゆる「コミュニケーション力」や集団やグループに属する過程で、良心の呵責を経験してきた。

でも、自分の正しいと思う心に従うことはやはり、なくしちゃいけないことなんじゃないかなぁ、そう思います。

Jさんへ

コメントありがとうございました。
そうですねえ、やっぱり個人の良心って大事なんだと思います。
宗教的にいうなればそれが神や天というものなんでしょう。
そういったものを捨ててしまえば機械と同じになってしまいます。

助兵衛さんへ!!

大変長く、ご無沙汰卯をし鳥教委主でした。その間、
私も、病に倒れ、満身創痍の状態でした。

よほどやめようと。思いましたが、優しい、ブロがーさんの応援で、頑張っています。今は練習の気持で、下のほうに、リンクしている、「荒野の風来坊」が私の変え玉です。笑)頭が認知小児ならないように、練習しています。
従いまして、助兵衛さんのように、元気がなく、いい加減な記事を書いている状態です。たまに、まともな記事、を書きたいものと念願しております。!☆!

荒野鷹虎さんへ

ごぶさたしております。
鷹虎さんがご病気をなさっていたとは知らずびっくりいたしました。
お大事になさってください。

私は貧乏暇なしでなかなかブログ記事を書くことができなくなってしまい、Twitterで適当につぶやいております。
鷹虎さんをみならって、ブログ記事も書いていきたいものです。

おめでとうございます!

早いもので、仕事始めです。大体が、公務員の休暇が多すぎます。一年の、3分の一が休みです、コレでは、税金の無駄といっても過言ではありません。

みんなの党や野党の改革の勢いはどこへ引っ込んだのでしょうか。民主党ばかりを責めていますが、同じ穴の、より悪いですね~^^

全然、倒幕を狙ってばかりの、似非集団です。
コレでは、本当に、日本丸は、沈没します。皆で、拠って多寡って、国の税金を盗んでいるようなものです。
あきれて物が言えません暫く、様子を見るよりありません。笑)
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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
エッセイスト。
随筆はじめました。
マスコミが書けないタブー書きます。
政治経済、歴史、娯楽など気の向くままに随筆を書いていきます

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