レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 造り酒屋の息子に著名人が多いのはなぜ?

造り酒屋の息子に著名人が多いのはなぜ?

昭和時代に造り酒屋の子供で活躍する人が多かった気がする。
造り酒屋が実家の著名人はパッと思いつくだけでもソニーの盛田昭夫、元首相の池田隼人などが思い出される。(03/02追記:岸信介も実家が造り酒屋のようです《荒野鷹虎様指摘》)
私は明治・大正・昭和初期にかけて政府の政策のおかげで造り酒屋が経済的に裕福だったことが、様々な業界で活躍する人間を輩出した原因ではないかと思う。
例えばソニーの盛田昭夫はソニー創業時従業員の給料を実家からだしてもらっていた。

なぜ造り酒屋が経済的に裕福であったかというと、明治時代の地租改正の恩恵を受けたのである。
地租改正により農民は税金を金納することになった、江戸時代は米による物納であった。
今でもそうだが農民にとって現金収入は少なく、税金を金納することなど不可能であった。
そこで農民は現金収入のあった造り酒屋に地租をたてかえてもらうことにした。
造り酒屋は農民から土地を譲り受け小作人にして地主になったのだ。
地主は政府から特権的に参政権を与えられ、明治大正時代には米価が上がることも多かったので儲かり経済的に潤った。
明治23年参政権を持つ有権者数は第1回衆議院議員総選挙の時約45万人おり人口の1.1% でした。
帝国議会が開かれた時に、当初衆議院の選挙権や貴族院の多額納税議員の資格が与えられたのは、その多くがこうした地主層であった。(wikipedia抜粋)

ようするに造り酒屋の息子に著名人が多いのは、造り酒屋が地主になり経済的に裕福で参政権をもつなど特権階級的な商売だったからである。
私はすぐれた人物を育てるには金がかかると考えている。
能力の高い人間は時間的なゆとり、自由がなければ生まれない。時間的なゆとりや自由は金がない人間にはなかなか得ることができない。
身近な例をあげれば大学に行くには学費がかかるし4年間の時間的なゆとりが必要だ。
現在東京大学の生徒の親の平均年収は一千万を上回るというデータがある。
歴史やデータを検証すると、金持ちの子供は貧乏人に比べて有利に人生というゲームを運べる傾向にある。
古来から同声異俗というが金持ちの息子に優秀な人が多いとすれば人間の成長のメカニズムを知るひとつの手がかりになるだろう。
そしてこういった歴史、科学的データを分析することで格差社会解消にむけていい政策が立案できるのである。
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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流石、岸信介は、入ってませんね?!
こんな理由だったのですか。農家の運動で、減税制度があったのは、今の政治より、進んでいましたよね。相良総三?騙されて可愛そうな運命でしたが。

荒野鷹虎さんへ

岸信介も造り酒屋の息子だったのは知りませんでした。
たしか佐高信氏も先祖は酒田の造り酒屋だったような気がします。
相良総三のような官軍側のテロリストは一般にあまり知られていませんね。
まさしく勝てば官軍ということなのでしょうか。
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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
エッセイスト。
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