レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 最高裁が君が代伴奏命令は合憲と教諭の上告棄却

最高裁が君が代伴奏命令は合憲と教諭の上告棄却

君が代伴奏命令は合憲、教諭の上告棄却…最高裁初判断 2月27日17時35分配信 読売新聞

東京都日野市の市立小学校の入学式で、「君が代」のピアノ伴奏を拒否したことを理由に懲戒処分を受けた音楽科の女性教諭(53)が、最高裁で敗訴した
君が代、国歌斉唱訴訟で去年の地裁判決では東京都の教員が勝訴したが、今日は最高裁で敗訴した
NHKの報道によると1,2審とも敗訴していたのを受けての最高裁判決のようだった

最高裁の敗訴を受けて、音楽科の女性教諭の弁護士が会見をしていた
弁護士は「判決に必要ななぜそういった判決をだしたのかという部分が欠けている。」とコメントしていた。
私は最高裁の裁判官は政治的な判決を下したと感じた
憲法などの日本の法律を素直に解釈すれば、「君が代と国歌斉唱の強制、音楽家の女性教諭に対する懲戒処分」は思想良心の自由に反していることは明白である
私は最高裁が敗訴の判決を下した理由の一つは日本国民の世論ではないかと思っている
日本流に言えば、「空気を読んだ」ということである

日本では法律と国の実体が必ずしも一致していない
例をあげると日本国憲法では戦力を放棄するとあるが、日本では現在軍隊がある
本来戦力をもつにいたって、国民投票をして憲法を変えるべきなのである
そして、その戦力をどういった場合に使うのかコンセンサスを作り上げるべきだ
しかし、日本はそれをしておらず強引とも言える解釈改憲で現状を正当化している
自衛隊という軍隊をどう運用するかというコンセンサスが日本国民内でいまだにとれていないというのは、おそろしいことだ
去年日本全国でおきた高等学校必履修科目未履修問題もそのひとつだ
高等学校が学習指導要領 での必修履修科目を生徒に履修させていなかったのだ
これも高等学校が学習指導要領 に従うべきというコンセンサスがとれていないせいだろう
公的機関である高等学校が法的な基準に従わずにいったいなにに従っていたのだろうとおかしみさえ感じる事件であった
日本では企業に対してしばしば残業代未払い訴訟がおきる
多くの企業が労働基準法違反を犯しており労働者に残業代を支払っていないのだ

最高裁判決の裏側にあるのは日本人の権利意識の低さである
最近の報道や日本人を見ていると思想良心の自由に限らず権利意識が低いと感じる
また法治国家であることも理解できていない日本人は多い
なぜ日本人が思想良心の自由という権利を持っているのだろうか?
それは過去に日本で思想弾圧が暴力的に行われ、狂気とも思える無謀な戦争に突っ走ったことの教訓として日本国憲法に思想良心の自由が入れられたのだ
無謀な戦争に反対した多くの知識人が弾圧を受け、暗殺された
国旗国歌強制問題のような国家による思想弾圧が認められれば、また日本人は思想良心の自由を失い過去の戦争のような悲惨な目にあう可能性は高まる
教育現場での国旗国歌強制を賛成している日本人は思想良心の自由を失うことにより、日本がとんでもないリスクを背負うことを理解しているのだろうか?
あの悲惨な戦争で亡くなった多くの人達の死を無駄にしないためにも、、思想良心の自由がなぜ憲法で日本人に保証されているのか考えて欲しい
日本国憲法に思想良心の自由があるのは酔狂や伊達じゃないのであり、合理的科学的な理由があるのだ

今回の音楽教師のケースでは、東京都日野市立小学校の入学式で彼女がピアノの伴奏を拒んだので君が代のテープで国歌を歌ったそうである
ネットでは、その行為に対して下記のような書込みがあったという
「なんでこういう教師は教え子の式典ぶち壊したがるのかね」「教師が学校の行事で政治活動だろ?懲戒解雇でいいじゃん。普通、会社で政治活動したら解雇だよ?」「入学式に自己主張とはどっかの成人式みたいだな」
私は音楽教師を懲戒処分するべきではないと思う
ピアノの伴奏がなかったら、テープもしくはアカペラで国歌を歌えばいいことである
ピアノ伴奏がなくても、入学式に重大な支障がでることはない
思想良心の自由は可能な限り尊重されるべきである
世界的にグローバル化社会が進む中で多様性を認めあうためにも、思想良心の自由は必要なのだ
そういった大人の姿を見せていれば、子供たちにも思想良心の自由の大切さを伝えることができるだろう
もし、子供が思想良心の自由が守られていない東京都日野市立小学校の入学式の様子を見れば、思想良心の自由などと憲法には書いてあるがそれは「絵に描いた餅」だと感じるだろう
もっと、日本人は他人の権利を尊重するということを学ぶべきだと思う
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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
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随筆はじめました。
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