レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 2020年02月
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親の愛が子を成長させる。

"「イップス」かもしれないと思ったら、まず読む本"という本を読みました。おもしろい話がのっていたので少し解説を加えてご紹介します。
ある大学の体育会で野球をやっている投手の話です。A君としましょう。彼は高2の時に肩を怪我して、完治したのですが今度はイップスになってしまいます。ストライクがまったく入らなくなったのです。そしてボールが投げられない投手が野球をやっていてもしょうがないと考えるようになり野球をやめようと思い悩むようになります。野球をするよりもっと勉強したほうがいいと考えるようになりました。
A君の両親は「できなかったら努力しろ、勉強しろ」とA君に教えており、A君は厳しい環境、文武両道を教えとする家庭に育ちました。A君は中学校、高校と野球で成績を残し、学業でもそれなりの成績を残して名門大学の野球部に入学します。しかし彼は高2の時に肩の怪我をしてそれが完治してもイップスになりストライクが入らなくなるという壁にあたります。そしてそれに負けて野球をやめようとして、親や指導者ともケンカになったそうです。そんな時A君の親が「やる気がないなら野球を辞めていいよ。そんな気持ちでやっても伸びないし、勉強やりたいなら応援するから。そういう育て方をしたのは私たちだから」と言ったそうです。するとA君は今まで張りつめた気持ちが抜けて「なんでこんなに反抗しているのだろう。」と感じたそうです。A君は大学の野球部に戻りイップスを克服して活躍することができました。
私はA君の親がかけた言葉にA君がもういちど野球に挑戦しようと思った原因があったと思います。A君は厳しく育てられたので精神的にも少しまいっていたのだと思います。イップスはそのあらわれだったかもしれません。野球部をやめるというのも親への反抗があったかも。その時にA君の親はA君を無条件に応援すると声をかけました。人間なにか大きな挑戦をしようというときにまわりのサポートが必要なのです。特に親の子供への無償の愛は大きな支えです。最近甲子園のスターが大学の野球部を辞めたあとに強盗で警察に逮捕されるという事件がありました。子供が問題行動をおこしはじめそれに親がどういう対処をするかはとても大事です。親の愛は子供を成長させるためには必須です。
私はこの話を聞いて最近読んだ「いい子に育てると犯罪者になります 」という本を思いだしました。その本の中で子供を育てる時いかに子供のありのままを愛してあげるか、子供を応援しているかを伝えてあげるかが大事だと書かれていました。A君の親がつらい状態のA君にかけた言葉は完璧ではないかもしれませんがA君を応援しようという気持ちに満ちたものです。
愛を与えると人は良くなる。」の好例だと思い皆様にご紹介しました。
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若い世代に日本を少しでも良くして残そう。

内村鑑三が「後世への最大遺物」という本の中で天文学者ハーシェル(Sir Frederick William Hersche)の言葉を引用しています。「わが愛する友よ、我々が死ぬときには、我々が生まれたときより、世の中を少しなりとも、よくして往こうではないか」。
私は最近これに似たようなセリフをアメリカドラマ「ゲームオブスローンズ」の中で繰り返し聞いた。たしかデナーリス・ターガリエンのセリフです。デナーリス・ターガリエンは女王で王朝をはじめようとするのですが、その時の目標、モットーがそれです。

Together, we will leave the world a better place than we found it.
一緒に、私たちは私たちが世界を見つけた時よりもそれをより良い場所にして残すでしょう。



日本の政治経済は壊滅的で多くの人々が苦しんでいます。
しかし地道に少しでもよくする方法を選んでいくしかないのではないでしょうか。
特に若い人は日本から出て海外で働くという選択肢がさらに現実的になってくるでしょう。
人間の意志の力はけっこう偉大でまわりの人間への影響力も思ったより大きいものだと感じています。
多くの日本人が少しでも日本を良くして若い人に残そうと思えば実現できると思います。

岡本茂樹著 「凶悪犯罪者こそ更生します」 新潮新書 の書評

 この本は著者の岡本茂樹氏が新潮社から出版した3冊の本(すべてのタイトルに犯罪者が入っている!)の中では一番著者がおこなってきた刑務所の受刑者更生支援活動に焦点をしぼったものです。30代なかばの殺人を犯した受刑者中川、2件の殺人事件を起こし在日韓国人の父から激しい児童虐待を受けて子供の時は神童とよばれ獄中から手記や小説を発表している美達大和。売春をしていた女性を監禁して暴力をふるい金をおどしとっていた40代の男、小川。こういった犯罪者がこの本に登場します。3人に共通するのは子供の時にひどい幼児虐待を受けていたことです。昨今日本政府がつくりだした犯罪厳罰化の流れがあり、記者クラブメディアでは凶悪犯罪者叩きにせいをだしております。この本を読めばそういった官製のつくられたステレオタイプな凶悪犯罪者のイメージが変わり、リアルな凶悪犯罪者の実情に少し近づけるのではないでしょうか。またわれわれ日本人がすりこまれている価値観「男らしくなければいけない」「弱音を吐くことは恥ずかしい。」「相談することは弱音を吐くこと」が生きづらさを生み抑圧をふやして最後に爆発してしまい犯罪や問題行動をしてしまうかのかを解説しています。
 この本でひとつだけ著者の考え方に疑問をもったところがあります。第一章の「心を救うはずの宗教が「凶器」に」の内容が疑わしいと思っています。著者によると宗教を学ぶと否定的感情に蓋をすることになり受刑者の更生をさまたげるとしています。受刑者は仏教の経やキリスト教の聖書を読んだり学んだりしているようです。私は刑務所で行われている宗教教育(仏教、キリスト教)がまちがったものだからではないかと思います。私の研究によるとキリスト教、仏教、儒教、道教どれも人間を解放する教えであり抑圧するものではないのではないかと思います。著者はどうやって宗教の教えが受刑者を抑圧しているのか詳細には書いていないので検証ができないのです。宗教団体に属する日本の宗教者はたしかに高圧的でありおしつけがましいところがあります。愛がない人間が多いわけです。想像するに著者はそういった宗教者が受刑者の更生教育にはむしろ有害であると言っているのでしょう。そういった意味ならおおむね賛成できますが、なかには愛のあるすぐれた宗教者もなかにはいますし本来の宗教は実は著者の考え、主張におどろくほど近いものです。私は本を読み始めてからずっと岡本茂樹氏はキリスト教徒ではないかと思っていました。しかしきっとちがうでしょう、キリスト教徒にしては宗教を安易に否定しすぎな気がします。
最後の5章では日本の刑務所の実態を説明し、それを解決すべく著者が5つの提言をします。長期累犯受刑者はほとんど更生教育を受けられず出所の近い軽い量刑のものほど教育を数多く受けられるそうです。筆者は重い犯罪を犯した人ほど更生教育を必要としているといいます。しかし日本の刑務所の更生教育は支援する人々が足らず、またプログラムは効果をあげていません。犯罪者が更生するには人がかならず必要だといいます。刑務官の意識改革も必要だと著者は言います。従来の効果をあげていないやり方に刑務官や法務省の役人が固執しているというのです。もし本当なら税金の無駄遣いですし、刑務官もより効果の高い方法を学んだほうがより楽しく仕事ができるのではないでしょうか。
この本のタイトル 「凶悪犯罪者こそ更生します」は著者も認めている通り過激で挑戦的なタイトルです。まちがったものには罰をあたえるという日本人の常識に挑戦しているからです。犯罪者によりそってカウンセリングすることで精神を整え、癒してあげてその後で反省にみちびくのが著者のスタイルです。罰ではなく愛が人を成長させるのです。まだ著者が長年かけて取り組んでいた刑務所の更生教育改革は道半ばでしょう。著者はまだ開発した手法を体系化する前に亡くなってしまいました。著者の発見した更生教育方法は一般人にも使えると思います。私は今著者の本を読んで彼の手法を学び自分のメンタルを改善していこうと思っています。まず自分を助けてくれる友人、カウンセラーを見つけなければなりません。これから著者の言っていることが正しいかどうか検証していこうと思っています。

岡本茂樹著 「いい子に育てると犯罪者になります」 新潮新書 の書評

罰を与えると人は悪くなる。
愛を与えると人は良くなる。
人は人によって傷つけられる。
だから、人は人によってしか傷は癒されない。

岡本茂樹著「いい子に育てると犯罪者になります 」 あとがきより引用


また岡本茂樹氏の著作の書評を書きます。「いい子に育てると犯罪者になります 」という本です。最初にご紹介した引用文がこの本の要約になると思います。岡本さんは臨床教育学博士で大学教授。刑務所での受刑者の更生支援にたずさわっていました。その経験から著者は日本の刑務所のあり方に厳しい批判をしています。日本の刑務所や少年院のあり方がむしろ犯罪者の再犯を助長しているというのです。日本の刑務所や少年院が囚人を非人間的に扱うことがさらに彼らの持つ精神病理を増やしているというのです。著者によると幼少期の家庭教育にまったく問題がなかった人はいないそうです。刑務所にいる受刑者は100%不遇な家庭環境であったということです。この本には犯罪者として刑務所に入っている人、大学生、薬物で警察に逮捕された芸能人、子供時代に不登校、自殺未遂を起こした芸能人のストーリーが紹介されそれを著者が解説を加えています。私も自分の幼少期や心の状態をふりかえってみると著者の指摘はずばりあたっていました。本当に凄腕占い師の占いのようです。なんでこんな簡単なことが今までわからなかったのだと思いました。私は本好きで多くの本を読んできましたが一番自分の生き方を変えたのがこの本です。
宮本亜門さん、酒井法子さんといった有名人の子供の時のエピソードも紹介されています。宮本亜門さんがかかった精神科医は名医だったのではないかと思います。子供の時の精神的危機から見事に回復した宮本さんは社会で活躍なさっています。酒井法子さんのケースは彼女の著書から分析をしてアドバイスをしています。酒井さんはとても不安定な家庭で育っておられます。生まれてすぐ実の親に捨てられ寺で育てられます。その後叔母夫婦に育てられたのです。その後再婚した実の父にひきとられますが、義母からたびたび体罰を受けたようです。両親に甘えることができなかった子供時代。そして感情を抑圧してがんばりすぎた結果酒井さんは問題行動をおこしてしまった。
第5章では親や読者自身が自分の心にひそむ刷り込まれた価値観をテストに答えたり、ヒントを考えたりしながらあきらかにしていきます。わたしはかなり自分にあてはまるものがあっておどろきました。また自分では気づかなかった刷り込まれた価値観を発見しておどろきました。
第6章は「幼少期の子育てで知っておきたいこと」です。日本人が陥りがちなまちがった子育ての方法を紹介。正しいやり方を著者が教えてくれます。親が子供にありのままであなたでいいよというメッセージを伝えることが大事なのだとか。
この本は読者のメンタルの在り方を見直し、向上させることができるものだと思います。ほとんどの人間が子供の時につくってしまうまちがった思い込みや習慣をただすことができます。もしこれを直視することができずにそのままにしてしまうとまちがった思い込みや習慣が一生その人を苦しめることになるのです。この本を読んで気付いたことはスポーツで成功した人やビジネスで成功した人はうまく感情を発散して息抜きをしているということです。感情を発散して悪いものをためこまないからこそ仕事でもねばりづよくがんばれるのです。ゴルゴ13のような超人には人間はなれないのです。彼らは良い意味で感情的で人間性豊かです。著者の岡本茂樹氏には「反省させると犯罪者になります」という本もあるのですが、まさに彼のカウンセリング手法こそ人のクオリティオブライフを向上させるすばらしい反省法だと思います。
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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
エッセイスト。
随筆はじめました。
マスコミが書けないタブー書きます。
政治経済、歴史、娯楽など気の向くままに随筆を書いていきます

Twitterもやってます。
@ikari_sukebei

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