レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 2020年01月
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反省させると犯罪者になります 岡本茂樹著 (新潮新書)の書評

タイトルはキャッチーでミスリード。著者もとても過激で反発を受けるタイトルにしたと認めています。結論からもうしあげると著者の臨床教育学博士岡本茂樹氏は刑務所を反省の場にしようとしているので、受刑者が反省しなくて良いとか反省するべきではないと考えているわけではない。しかし凶悪犯罪者や不良、精神に問題を抱えた人を反省に導くにはテクニックがあるというお話。著者は刑務所や学校での犯罪者や非行少年への強制的な反省のさせ方がわるいと言っているのです。
著者の岡本氏は刑務所でボランティアとして受刑者の個人面接や更生のプログラムをつくって授業をしていました。この本はその経験から、累犯の凶悪犯罪者とのカウンセリング。また少年院にはいった少年や覚せい剤で逮捕された芸能人の事件の分析もあります。凶悪犯罪者相手のカウンセリングなんておもしろいのかと思ったのですが、私にはとてもおもしろかったです。著者はほとんどすべての凶悪犯罪者は生い立ちに問題をかかえており、子供の時に親から虐待を受けているといいます。その問題とどう直面してのりこえていくかが書かれています。
この本を読んで疑問に思ったのは岡本茂樹氏はカウンセリングをした累犯の凶悪犯罪者を反省させたと言っているが本当なのかということ。実際凶悪犯罪者が刑期をおえて社会に帰った時にまた犯罪を犯すことなく社会生活を営むことができるのか?しかしこれは検証がむずかしいかも。なぜなら累犯の凶悪犯罪者は仮釈放されなくなっており彼らは刑務所にずっといることになるので。
また彼は凶悪犯罪者に虐待した親との関係を再構築するためにロールレタリングという手法をつかうのですが、これって本当に効果があるのかということ。私もロールレタリングではないのですが、母親との嫌な思い出を紙に書きだしてアウトプットするということをしてみました。するとその夜に母親の夢を見ました。母が私をねぎらう言葉をかけてくれた夢でした。とてもいい気分で目覚めることができました。私は両親の夢を見ると両親にたいして怒鳴っていることがほとんどでその夢をみた後はいつも疲れるのです。アウトプットすることでなにか私の心に変化があったのでしょうか。
累犯の凶悪犯罪者はじつにひどい虐待を子供時代に受けていました。そこまでひどくなくても日本には子供の時に親や保護者から虐待を受けた人はたくさんいるでしょう。そういった人には興味深い本であると思います。本書の後半部は自分の心の持ち方や子供への接し方について書かれています。親から受けた虐待は結局人からいやしてもらうほかにはないそうです。たしかに私はそういう愚痴を聞いてもらえる人がいないなあと感じました。
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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
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