レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 2012年08月

老子は死刑をどう考えたか?

今回は老子 制惑第七十四(原文は記事末尾)をご紹介します。
私が意訳したものです。
老子は大昔に書かれた書物だと言われていますが、今の日本にもばっちり通用する深さを持っています。


老子 制惑第七十四
民が死をおそれないならば、どうやって死をおそれさせようか。そんなことは不可能だ。
もし常に民に死をおそれさせ、おかしなことをするものを私がこれを捕まえて殺すことができたとしても、そんなことをしようとは思わない。
常に死刑を執行する専門の役人がいる。彼らは熟練した大工のように熟練のプロだ。
身の程知らずに熟練した大工の技をまねるものはその手を傷つけるだろう。



以前孔子の死刑についての話をご紹介しましたが、今回は老子の死刑をテーマにしてのお話です。
この話私は民衆の集団ヒステリーによるリンチを戒めているように見えます。
愚かな大衆があやしげな噂、デマにおどらされてしまい、無実の人間をリンチにかけてしまうことは歴史上たくさんありました。
現在の日本のネットの世界ではリンチを行うことが常態化しています。
有名タレントが大津のいじめ問題で関係のない女性の写真をブログに掲載してしまいその女性から訴えられるということがあったようですが、まさに彼女は熟練した大工の技をまねるものだったのかもしれません。
犯罪は警察にまかせ、教育は教師にまかせることが良いでしょう。
警察と教師は万能ではないが、素人よりはましです。
専門職より自分のほうがうまくできるなんて思う人はたいがいの場合身の程知らずである、老子はそう言っています。



参考サイト
『老子』 第七十四章 http://www.k5.dion.ne.jp/~sasara-p/Tao-jigen-Lao-tzu-74.htm

老子第七十四章

民不畏死 奈何以死懼之
若使民常畏死 而為奇者
吾得執而殺之 孰敢
常有司殺者殺 夫司殺者
是大匠斲
夫代大匠斲者 希有不傷其手矣
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テーマ : 哲学/倫理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
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随筆はじめました。
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