レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 2011年07月

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児玉誉士夫自伝「悪政・銃声・乱世」のおもしろかった話。

seiyakusyo

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画像 児玉が立会って書かせた誓約書

児玉誉士夫自伝「悪政・銃声・乱世」(広済堂出版)という本を読みました。
本のタイトルどおり内容は児玉誉士夫自身が書いた自伝なのですが、「悪政・銃声・乱世」とは戦前の日本の政治を悪政、戦中の日本の政治を銃声、戦後の日本の政治を乱世とした児玉の歴史観からとられている。
「悪政・銃声・乱世」という本のタイトルを見たときなんともセンスのない無骨な名前だなと思ったが、その由来を聞いてみるとなかなかおもしろい。
なぜこんなマニアックな本を読んだかというと、有馬哲夫教授の著作によく児玉誉士夫が重要人物としてでてくるので興味を持ったからです。
児玉誉士夫はCIAと深い関係を持っていた人物なのですが、「悪政・銃声・乱世」ではそこはほとんど触れられておりません。
そこを期待してこの本を読んだ私としてはちょっとがっかりでした。

上の画像は児玉誉士夫自伝「悪政・銃声・乱世」から引用した念書である。
この念書は大野伴睦が次期総裁として自分をおすことを岸信介に約束させたものである。
ちなみに念書で書かせて、総裁選での支持をとりつけたはずだったのだが、大野伴睦は一度も総裁になれなかった。
念書に戦前官僚出身である岸信介と佐藤栄作の署名に花押が入っているのがおもしろい。
密約書に花押とは、戦前の官僚OBは優雅なものです。

Wikipediaによると、岸信介は総裁選で支持する約束を反故にしたあげくに、「床の間に肥溜めをおけるわけがない」と言ったそうな。
岸は大野のような馬鹿を党の看板である総裁にできるかってことを言いたかったんでしょう。
まあこんな誓約書を書かせる根性がいやらしいですわな。

本のエピソードでもうひとつおもしろかったのが、敗戦直後児玉誉士夫が鳩山一郎に巨額の財政支援(原資は海軍の秘密資金)をするときにだしたたった一つの条件だ。
それは天皇制の護持だ。
鳩山一郎もそれを言われた時に「それは絶対、そうせねばならない」と言ったそうな。
極右ともいってい右翼活動家の児玉と、政界を代表する政党人政治家であった鳩山が天皇制護持という一点においては意見が同じだったというのはおもしろい。
これはけっこう深い意味があるんじゃないかと思っています。
なぜ日本人は敗戦後も天皇制を護持したのかっていうのは近代史のひとつの謎ですわな。
私は単純に日本には天皇制が必要だったからだと思っています。
敗戦直後の日本のイシュタブリッシュメントは日本には引き続き天皇制が必要だと感じていました。
占領軍であるアメリカもそれを認めました。
さあなんで必要なのでしょうか?
それがわかるようになれば、日本の政治史に対する理解も深まると思います。
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テーマ : 歴史
ジャンル : 政治・経済

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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
エッセイスト。
随筆はじめました。
マスコミが書けないタブー書きます。
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