レーシック 視力回復手術 助兵衛の随筆 書評
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スタンフォード式疲れない体 まとめ。

2021-10/17追記
一年以上経過しましたが、追加レビュー書いてみます。
IAP呼吸法には過呼吸になるという欠点があると思います。ですからもう私はやっていません。
呼吸は自然にするのが一番かもと今は思っています。呼吸は非常にデリケートだと思いますので。



「スタンフォード式疲れない体 山田知生著」を読みました。この本を読むのは2回目。腰痛対策として読みました。
この本にのっているIAP呼吸法、腹圧呼吸法を励行することにより腰痛良くなりましたが、やはり2キロほどの軽いジョギングをしてしまうとまた再発してしまい腰のしびれで夜眠れなくなります。やってみた時の感覚はとても良いです。姿勢が自然に整い、肩の力が抜けます。IAP呼吸法の詳しいやり方は一番下のリンクのライフハッカーの記事をごらんになるとわかります。
この本のテーマは疲れをいかにしてとるかです。疲れやすい体は歪んだ体です、いわゆる姿勢が悪い体。体の歪みが中枢神経を乱します。一般に筋肉を鍛えることが姿勢を良くすると言われていますが、それだけでは体の中心をしっかりさせて体のパーツをベストポジションにすることはできません。体幹トレーニングをはじめとする筋トレは筋肉を収縮させるトレーニングだからです。IAP呼吸法でお腹をふくらませる時とは違う動きのようです。お腹を引っ込めると、身体がフリーズして「動いているときの機動性」に欠けてしまう。これ私テニスをしている時に体験しました。トレーナーにお腹をひっこめるドローイングという呼吸法を教えてもらいテニスの試合でやったのですがフットワークが悪くなりました。
IAPはチェコの理学療法士、パベル・コラー博士が提唱する「DNS」(動的神経安定化)という”筋肉より神経に着目した身体機能理論”の中で、もっとも重視されている。
NATAに認定されたトレーナーになるための試験をうけるためには大卒が条件。2022年からは院卒が条件になる。アメリカではトレーナーになるためには一般教養も必要。
ロジャーフェデラーとウサイン・ボルトの睡眠時間は12時間。
「お菓子を食べると逆に体内のビタミンを消費する。」と書いてありました。たしかに砂糖を代謝するときにビタミンB1をするのですが、それはほかの糖質でも同じ。まあしかし普通の食事に比べるとビタミンやミネラルに欠けることが多いからお菓子は食べてはだめなのでしょう。

全体的にこの本の内容は信用できるのではないかと感じました。姿勢も自然に良くなったし、腰痛も改善しました。自分の経験とてらしあわせても正しいと思います。この本に書いてあることを続けて体のゆがみがとれるのか?腰痛を克服できるのか?また半年後くらいに追加レビューを書こうと思います。

疲労予防・回復のためにスタンフォード大学で用いられる「IAP呼吸法」とは?
https://www.lifehacker.jp/2018/05/book_to_book_stanford.html
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岡本茂樹著 「凶悪犯罪者こそ更生します」 新潮新書 の書評

 この本は著者の岡本茂樹氏が新潮社から出版した3冊の本(すべてのタイトルに犯罪者が入っている!)の中では一番著者がおこなってきた刑務所の受刑者更生支援活動に焦点をしぼったものです。30代なかばの殺人を犯した受刑者中川、2件の殺人事件を起こし在日韓国人の父から激しい児童虐待を受けて子供の時は神童とよばれ獄中から手記や小説を発表している美達大和。売春をしていた女性を監禁して暴力をふるい金をおどしとっていた40代の男、小川。こういった犯罪者がこの本に登場します。3人に共通するのは子供の時にひどい幼児虐待を受けていたことです。昨今日本政府がつくりだした犯罪厳罰化の流れがあり、記者クラブメディアでは凶悪犯罪者叩きにせいをだしております。この本を読めばそういった官製のつくられたステレオタイプな凶悪犯罪者のイメージが変わり、リアルな凶悪犯罪者の実情に少し近づけるのではないでしょうか。またわれわれ日本人がすりこまれている価値観「男らしくなければいけない」「弱音を吐くことは恥ずかしい。」「相談することは弱音を吐くこと」が生きづらさを生み抑圧をふやして最後に爆発してしまい犯罪や問題行動をしてしまうかのかを解説しています。
 この本でひとつだけ著者の考え方に疑問をもったところがあります。第一章の「心を救うはずの宗教が「凶器」に」の内容が疑わしいと思っています。著者によると宗教を学ぶと否定的感情に蓋をすることになり受刑者の更生をさまたげるとしています。受刑者は仏教の経やキリスト教の聖書を読んだり学んだりしているようです。私は刑務所で行われている宗教教育(仏教、キリスト教)がまちがったものだからではないかと思います。私の研究によるとキリスト教、仏教、儒教、道教どれも人間を解放する教えであり抑圧するものではないのではないかと思います。著者はどうやって宗教の教えが受刑者を抑圧しているのか詳細には書いていないので検証ができないのです。宗教団体に属する日本の宗教者はたしかに高圧的でありおしつけがましいところがあります。愛がない人間が多いわけです。想像するに著者はそういった宗教者が受刑者の更生教育にはむしろ有害であると言っているのでしょう。そういった意味ならおおむね賛成できますが、なかには愛のあるすぐれた宗教者もなかにはいますし本来の宗教は実は著者の考え、主張におどろくほど近いものです。私は本を読み始めてからずっと岡本茂樹氏はキリスト教徒ではないかと思っていました。しかしきっとちがうでしょう、キリスト教徒にしては宗教を安易に否定しすぎな気がします。
最後の5章では日本の刑務所の実態を説明し、それを解決すべく著者が5つの提言をします。長期累犯受刑者はほとんど更生教育を受けられず出所の近い軽い量刑のものほど教育を数多く受けられるそうです。筆者は重い犯罪を犯した人ほど更生教育を必要としているといいます。しかし日本の刑務所の更生教育は支援する人々が足らず、またプログラムは効果をあげていません。犯罪者が更生するには人がかならず必要だといいます。刑務官の意識改革も必要だと著者は言います。従来の効果をあげていないやり方に刑務官や法務省の役人が固執しているというのです。もし本当なら税金の無駄遣いですし、刑務官もより効果の高い方法を学んだほうがより楽しく仕事ができるのではないでしょうか。
この本のタイトル 「凶悪犯罪者こそ更生します」は著者も認めている通り過激で挑戦的なタイトルです。まちがったものには罰をあたえるという日本人の常識に挑戦しているからです。犯罪者によりそってカウンセリングすることで精神を整え、癒してあげてその後で反省にみちびくのが著者のスタイルです。罰ではなく愛が人を成長させるのです。まだ著者が長年かけて取り組んでいた刑務所の更生教育改革は道半ばでしょう。著者はまだ開発した手法を体系化する前に亡くなってしまいました。著者の発見した更生教育方法は一般人にも使えると思います。私は今著者の本を読んで彼の手法を学び自分のメンタルを改善していこうと思っています。まず自分を助けてくれる友人、カウンセラーを見つけなければなりません。これから著者の言っていることが正しいかどうか検証していこうと思っています。

岡本茂樹著 「いい子に育てると犯罪者になります」 新潮新書 の書評

罰を与えると人は悪くなる。
愛を与えると人は良くなる。
人は人によって傷つけられる。
だから、人は人によってしか傷は癒されない。

岡本茂樹著「いい子に育てると犯罪者になります 」 あとがきより引用


また岡本茂樹氏の著作の書評を書きます。「いい子に育てると犯罪者になります 」という本です。最初にご紹介した引用文がこの本の要約になると思います。岡本さんは臨床教育学博士で大学教授。刑務所での受刑者の更生支援にたずさわっていました。その経験から著者は日本の刑務所のあり方に厳しい批判をしています。日本の刑務所や少年院のあり方がむしろ犯罪者の再犯を助長しているというのです。日本の刑務所や少年院が囚人を非人間的に扱うことがさらに彼らの持つ精神病理を増やしているというのです。著者によると幼少期の家庭教育にまったく問題がなかった人はいないそうです。刑務所にいる受刑者は100%不遇な家庭環境であったということです。この本には犯罪者として刑務所に入っている人、大学生、薬物で警察に逮捕された芸能人、子供時代に不登校、自殺未遂を起こした芸能人のストーリーが紹介されそれを著者が解説を加えています。私も自分の幼少期や心の状態をふりかえってみると著者の指摘はずばりあたっていました。本当に凄腕占い師の占いのようです。なんでこんな簡単なことが今までわからなかったのだと思いました。私は本好きで多くの本を読んできましたが一番自分の生き方を変えたのがこの本です。
宮本亜門さん、酒井法子さんといった有名人の子供の時のエピソードも紹介されています。宮本亜門さんがかかった精神科医は名医だったのではないかと思います。子供の時の精神的危機から見事に回復した宮本さんは社会で活躍なさっています。酒井法子さんのケースは彼女の著書から分析をしてアドバイスをしています。酒井さんはとても不安定な家庭で育っておられます。生まれてすぐ実の親に捨てられ寺で育てられます。その後叔母夫婦に育てられたのです。その後再婚した実の父にひきとられますが、義母からたびたび体罰を受けたようです。両親に甘えることができなかった子供時代。そして感情を抑圧してがんばりすぎた結果酒井さんは問題行動をおこしてしまった。
第5章では親や読者自身が自分の心にひそむ刷り込まれた価値観をテストに答えたり、ヒントを考えたりしながらあきらかにしていきます。わたしはかなり自分にあてはまるものがあっておどろきました。また自分では気づかなかった刷り込まれた価値観を発見しておどろきました。
第6章は「幼少期の子育てで知っておきたいこと」です。日本人が陥りがちなまちがった子育ての方法を紹介。正しいやり方を著者が教えてくれます。親が子供にありのままであなたでいいよというメッセージを伝えることが大事なのだとか。
この本は読者のメンタルの在り方を見直し、向上させることができるものだと思います。ほとんどの人間が子供の時につくってしまうまちがった思い込みや習慣をただすことができます。もしこれを直視することができずにそのままにしてしまうとまちがった思い込みや習慣が一生その人を苦しめることになるのです。この本を読んで気付いたことはスポーツで成功した人やビジネスで成功した人はうまく感情を発散して息抜きをしているということです。感情を発散して悪いものをためこまないからこそ仕事でもねばりづよくがんばれるのです。ゴルゴ13のような超人には人間はなれないのです。彼らは良い意味で感情的で人間性豊かです。著者の岡本茂樹氏には「反省させると犯罪者になります」という本もあるのですが、まさに彼のカウンセリング手法こそ人のクオリティオブライフを向上させるすばらしい反省法だと思います。

反省させると犯罪者になります 岡本茂樹著 (新潮新書)の書評

タイトルはキャッチーでミスリード。著者もとても過激で反発を受けるタイトルにしたと認めています。結論からもうしあげると著者の臨床教育学博士岡本茂樹氏は刑務所を反省の場にしようとしているので、受刑者が反省しなくて良いとか反省するべきではないと考えているわけではない。しかし凶悪犯罪者や不良、精神に問題を抱えた人を反省に導くにはテクニックがあるというお話。著者は刑務所や学校での犯罪者や非行少年への強制的な反省のさせ方がわるいと言っているのです。
著者の岡本氏は刑務所でボランティアとして受刑者の個人面接や更生のプログラムをつくって授業をしていました。この本はその経験から、累犯の凶悪犯罪者とのカウンセリング。また少年院にはいった少年や覚せい剤で逮捕された芸能人の事件の分析もあります。凶悪犯罪者相手のカウンセリングなんておもしろいのかと思ったのですが、私にはとてもおもしろかったです。著者はほとんどすべての凶悪犯罪者は生い立ちに問題をかかえており、子供の時に親から虐待を受けているといいます。その問題とどう直面してのりこえていくかが書かれています。
この本を読んで疑問に思ったのは岡本茂樹氏はカウンセリングをした累犯の凶悪犯罪者を反省させたと言っているが本当なのかということ。実際凶悪犯罪者が刑期をおえて社会に帰った時にまた犯罪を犯すことなく社会生活を営むことができるのか?しかしこれは検証がむずかしいかも。なぜなら累犯の凶悪犯罪者は仮釈放されなくなっており彼らは刑務所にずっといることになるので。
また彼は凶悪犯罪者に虐待した親との関係を再構築するためにロールレタリングという手法をつかうのですが、これって本当に効果があるのかということ。私もロールレタリングではないのですが、母親との嫌な思い出を紙に書きだしてアウトプットするということをしてみました。するとその夜に母親の夢を見ました。母が私をねぎらう言葉をかけてくれた夢でした。とてもいい気分で目覚めることができました。私は両親の夢を見ると両親にたいして怒鳴っていることがほとんどでその夢をみた後はいつも疲れるのです。アウトプットすることでなにか私の心に変化があったのでしょうか。
累犯の凶悪犯罪者はじつにひどい虐待を子供時代に受けていました。そこまでひどくなくても日本には子供の時に親や保護者から虐待を受けた人はたくさんいるでしょう。そういった人には興味深い本であると思います。本書の後半部は自分の心の持ち方や子供への接し方について書かれています。親から受けた虐待は結局人からいやしてもらうほかにはないそうです。たしかに私はそういう愚痴を聞いてもらえる人がいないなあと感じました。
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怒助兵衛

Author:怒助兵衛
エッセイスト。
随筆はじめました。
マスコミが書けないタブー書きます。
政治経済、歴史、娯楽など気の向くままに随筆を書いていきます

Twitterもやってます。
@ikari_sukebei

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