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警察官ネコババ事件 2009.05.19
5月21日に裁判員制度が開始される。日本人は警察、検察は絶対に正しいと思い込んでいる傾向にあるようだが、それは誤った考えである。
警察や検察はとんでもない犯罪を犯すということを知ってもらうために、警察官ネコババ事件をご紹介します。
警察官ネコババ事件は1988年(昭和63年)2月6日におきた。
それは大阪にある堺南警察署の槇塚台派出所に勤めていたN巡査(31)が、具足みち子さん(37)が届けた落し物の15万円をネコババしたというしょうもない事件がはじまりだった。
とjころが、三月に栄転をひかえていた堺南警察署の最高幹部であった署長井上正雄、副署長谷口寿一、警ら課長馬場博は警察官の不祥事を隠ぺいするため具足みち子さんに落し物の15万円を盗んだ罪を着せることにしたのだ。
人気ドラマ「踊る大捜査線」の湾岸署のスリーアミーゴスは人情味があるが、堺南警察署のスリーアミーゴスはとんでもない悪だった。
いかにドラマで警察が美化されていて、国民がそれに洗脳されてるかってことを感じますね。
直接事件の捜査に当たった堺南警察署の刑事(巡査部長)は、当時妊婦であった具足みち子さんにたいしてねつ造した証拠や目撃者をでっちあげて脅迫して自白させようとするが失敗する。
また当時具足みち子さんが通院していた岡村産婦人科医院に警察は留置して調べられるように診断書を書くように依頼した、岡村博行院長は「切迫流産しかけたこともあるので(逮捕や留置は)無理」だと答えると刑事は現在は異常ないと書いてくれとさらに頼んだが、岡村博行院長はそんなもの書けないと断ったという。
堺南警察署の捜査は最大八人体制で行われ、刑事の中にはN巡査が真犯人だと主張する者もいたが、井上正雄署長ら最高幹部にはもちろん受け入れられなかった。
その刑事は「Nを調べてみないと、とんでもないことになる。この事件はこわい。(捜査から)降ろしてもらう。」と言って捜査から降りた。
具足みち子さんの濡れ衣が晴れたのは、読売新聞がこの事件を記事にしたことで、大阪府警捜査二課が動きだし独自に捜査した後である。
3月25日大阪府警本部城戸崎実府警本部監察室長は「十五万円の拾得届は確かに出ていた。受け付けた警察官N巡査(発表は実名)が受理手続きを怠り、受付の事実を隠していたことが判明した。明日付で懲戒免職処分に付し、業務上横領容疑で書類を検察庁に送致する。」と述べ、「善意の届出人に誠に申し訳ないことをした。」と謝った。
事件発生から48日目、警察はN巡査がネコババしたことを認め謝罪したのだ。
堺南警察署の最高幹部たちはそれぞれ軽い懲戒処分を受けたが、罪のない一般市民に濡れ衣を着せようとした罪(刑事罰)には結局問われなかった。
警察は組織防衛のために、誣告罪や証拠ねつ造といった罪を犯した堺南警察署の最高幹部たちをかばったのだ。
N巡査(31)も懲戒免職になったものの、一度も逮捕されず十五万円ネコババした刑事罰は問われなかった(不起訴処分)。
具足みち子さんのように弁護士を雇って賢明な対応ができた人はいいが、警察に濡れ衣を着せられて無実を証明できない人もたくさんいるだろうね。
最近、足利事件は証拠品をDNA再鑑定した結果冤罪である可能性が高まっていると報道されました。
足利事件も警察が無罪の人に濡れ衣を着せた事件だった可能性が高まっている。
警察が組織防衛のためには犯罪を隠ぺいする体質は2009年現在健在であり、警察庁や警察がつくった裏金事件ではいまだに誰も処分されていない。
警察は組織を防衛するためには犯罪を平気で犯すのである。
犯罪を犯すはずのない警察が組織的に犯罪を犯した場合は、誰が捕まえ誰がその犯罪を止めるのか?
日本ではその明確な答えはいまだにでずに、警察の組織犯罪は野放し状態なのである。
参照文献 また 引用文献
警察官ネコババ事件 読売新聞大阪社会部 講談社
大阪・警察官ネコババ事件(事件史探求)
カーティス教授のマスコミ批判を掲載しないマスコミ 2009.05.04
産経新聞、朝日新聞、時事通信といったマスコミ各社は4月24日民主党の「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」の第3回会合に出席したカーティス教授のコメントを報じた。(記事一番下に産経記事全文があります。)一番下の産経新聞の記事全文を見てもらうとわかるのだが、記事ではカーティス教授の「小沢代表、民主党、検察」へのそれぞれ批判コメントがのっている。
私はその産経の記事をみて違和感を感じたので、「政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者員会」HPに掲載されているカーティス教授のコメント全文を読んでみた。
するとマスコミが隠ぺいしようとしたであろう事実を発見した。
カーティス教授のコメント全文見たい人は→のリンクよりとんでください。(カーティス氏との意見交換会速記録)
カーティス教授の発言全文を読んでみると、産経新聞の記者が隠ぺいしたと見られるコメントを発見した。
それは下記のコメントだ。
ぜひ読んでいただきたい。一読すればなぜ産経新聞はじめマスコミの記者がカーティス教授のコメントのこの部分だけを紹介しなかったのかすぐわかります。
産経新聞だけでなく、朝日新聞や時事通信もある特定の部分だけカーティス教授のコメントをおそらく意図的に削除している。
≪カーティス教授のコメント マスコミ未掲載箇所抜粋≫
最後に、これ(小沢代表秘書の政治資金規正法違反疑惑)に関する日本のマスコミの取り上げ方、対応の仕方は、問題が大きいというか、気になるところがある。
日本には、本来あるべきものではない記者クラブ制度があって、検察の記者クラブの人たちは検察に対して厳しい質問をせず、検察の出先機関のように検察がリークしたことを事実として新聞に載せて、 世論を操縦しているような状態であり、検察の狙いのために利用されている。
これに対して日本のマスコミは反省すべきだと思う。
若い新聞記者は、自分の ジャーナリストとしてのPrincipleに基づいて、勇気を出して客観的な立場から特に国家権力を持っている検察には厳しく追求する。
そういう気持ちが なければ本当のジャーナリストの資格はない。
≪カーティス教授のコメント マスコミ未掲載箇所終了≫
読んでいただければわかるとおり、産経新聞はじめ日本のマスコミの記者たちはカーティス教授のコメントでマスコミを痛烈に批判した部分だけばっさり削除しているのである。
カーティス教授は、記者クラブ制度や日本のマスコミがまるで検察の出先機関であるかのようにいいなりになって、世論を操作する目的で民主党小沢党首を誹謗中傷していることを批判していたのだ。
カーティス教授のコメントで自分たちマスコミを批判した部分だけ巧妙に全部カットして、自分たち以外の組織への批判は全部のせるっておそろしい情報操作だよな。
この産経新聞の記事の題名は「小沢氏は首相の資格ない」であるが、皮肉にもカーティス教授は会合で信念を持たずに国家権力に追従する日本のマスコミの記者にジャーナリストの資格なしとはっきり言っているのである。
カーティス教授が会合で酷評したのは小沢代表というより日本のマスコミというべきだ。
マスコミが記者クラブという既得権益談合組織をいかに守りたいか、また検察のいいなりになって報道しているという事実をいかに国民に隠ぺいしているかということがよくわかる出来事です。
小沢氏は首相の資格ない」カーティス米教授が酷評
≪2009/04/24 1産経新聞より引用≫
民主党の「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)の第3回会合が24日午前、ジェラルド・カーティス米コロンビア大教授を招き都内のホテルで開かれた。
小沢一郎民主党代表の違法献金事件について、同氏は「代議士会で続投に合意を得ただけでは国民は納得しない」と指摘。さらに「国民とのコミュニケーション能力に欠ける人は首相になる資格はない」と述べた。
また、「党内に代表は辞任すべきだという人がいなければ、政権交代は遠くなる」とも述べ、民主党の現状を批判した。
検察当局に対しては「政治的な影響が大きい。逮捕のタイミングについて説明しなければならない」とし、「マスコミがもっと検察を厳しく追及すべきだ」と述べた。


安倍首相以来自民党政権は北朝鮮と拉致問題の交渉をしていない。 2009.04.27
「ぼくこれ言うのやめようと思っていたんだけどあえて言います。」田原総一郎が4月放映の朝まで生テレビ「日本の安全保障と外交」でこう切りだした。浅尾慶一郎(民主党・参議院議員)が日本が策源地攻撃能力(先制攻撃能力)を持つと、ロシアと中国がそれをいやがり北朝鮮に圧力をかけるカードになると言ったのをうけての発言だった。
以下に田原総一郎が朝生でしたマスコミが報道しない北朝鮮拉致問題の要点を記します。
2008年10月にアメリカブッシュ政権が北朝鮮をテロ支援国家解除した。
どうやらブッシュ政権がそれをやった裏には安倍、福田首相、日本政府がまったく北朝鮮と交渉をしていないので愛想を尽かしたとのことらしい。
なぜ、日本政府は北朝鮮と拉致問題の交渉をしないのか?
それは自民党と日本政府が生きているとした横田めぐみさんと有本恵子さんら拉致被害者が死んでいるという事実が国民に知られるのが怖いらしい。
日本政府と自民党の政治家は自分たちのミスが国民に知られて支持率が低下することを恐れている。
日本政府が偽物と断定した横田めぐみさんの骨も、日本政府、自民党の政治家はアメリカの技術でDNA鑑定すれば真実がわかるにもかかわらずしていない。
北朝鮮との交渉を進めようとした外交官田中 均氏は、「建国義勇軍国賊征伐隊」を名乗る右翼団体から自宅ガレージに爆弾をしかけられるというテロにあった。
どうやら田原はこのテロは北朝鮮との拉致問題の交渉を進めたくない日本政府や自民党の政治家が裏で糸を引いていると思っているようだ。
田原は山本一太議員を含む自民党の政治家が外務省が北朝鮮との拉致問題交渉をすすめるのを妨害していると考えているようだ。
余談だが、外交官田中均氏への爆弾テロがおきたことをうけて、石原慎太郎・東京都都知事は「(売国的行為をしたのだから)当ったり前の話だと思う」「田中のような国賊は、昔ならとっくに一刀両断にされていた」などとテロを称賛または容認する極右らしいコメントをした。
小泉首相後の安倍、福田といった自民党政権は結局北朝鮮との拉致問題の交渉を一切してこなかった。
なぜなら、今まで生きているとした拉致被害者が実は死んでいるという都合の悪い真実がわかるのがおそろしいから。
もしこれらの事実が本当だったら、自民党はまた国民にとんでもない背信行為を行ったことになる。
日本と北朝鮮が友好的な外交関係を結ぶチャンスを安倍首相以後の自民党はことごとくつぶしているのだ。
日本国民は嘘の情報を信じ込まされ、いまだに北朝鮮に拉致被害者が生きていると信じて活動をしているとしたら無駄な努力であり愚かなことだ。
もう拉致被害者が全員死んでいるとわかっていて、北朝鮮に拉致被害者を返せと無茶難題を言うのはやめろ。
そんなくだらない外交は日本の国益にはまったくならない。
自民党の政治家と外務省は拉致被害者が全員もしくは一部死亡していると知っているなら国民に情報公開するべきで真実を隠すべきではない。
拉致問題はもう終わりなのだから、すぐに日朝交渉を始めるべきだろう。
昨今北朝鮮が国連決議に違反したミサイルを発射するなどしているのだから、北朝鮮との交渉をなにもしないという自民党政権の方針はあまりに愚かであり売国的だ。
私は日本の北朝鮮拉致事件の報道の仕方に疑問を感じていたが、田原総一郎氏の説明ですべて疑問が解けた。
北朝鮮の拉致問題へのヒステリックな反応はもうやめて、現実的に北朝鮮と日本がどう友好関係を結んでいくか、そういった外交をすることこそが日本の安全保障へ貢献できるのだ。


なぜ平安時代の地方の開発領主(武士)は田地を荘園に寄進したのか 2009.04.12

図 任国に赴く受領(因幡堂縁起)
なぜ平安時代の地方の開発領主(武士)は、摂関家や皇族といった朝廷有力者、有力寺社の荘園に自分の田地を寄進したのか?
私は学生の時に日本史を勉強したときに、それが気になってしょうがなかった。
寄進と言うとせっかく開墾した自分の土地をあげちゃうのか?、さすがにそれはないだろうなどいろいろ考えた。
日本史の教科書には肝心なところ、なぜ田地を寄進するのか書いてなかった。
最近この謎がとけたので、読者の皆さんにもご紹介します。
どうやら地方の開発領主は摂関家や皇族といった朝廷有力者、有力寺社に自分の田地を寄進することにより国に払う税金や雑役(強制労働など)を免れようとしていたらしい。
摂関家や皇族といった朝廷有力者、有力寺社は税金を払わなくていいという免税特権を持っていたのだ。
合法的な節税のための田地寄進だったのだ。
寄進と言うと、譲渡したようだが、田地の実質的な支配権はもちろん地方の開発領主である武士のままである。
当時の朝廷の法的な所有権が移転しただけだ。
地方領主は摂関家や皇族に無料で寄進して、免税特権を手に入れることはできない。
摂関家や皇族、有力寺社にみかえりとしてワイロを渡す必要がある。
またワイロだけでなく、みかえりに京都平安京で有力者の身辺警護などをすることもあった。
たしか河内源氏の祖源頼信だったと思うが、仕えていた藤原道長が家を新築した時に、京の人が見たこともない豪華な家具(その家で使う家具すべて)を贈ったという話が残っている。
豪華な家具家一式分というワイロがきいたのか、源頼信は熟国(農作物がよくとれる国)といわれる美濃守や鎮守府将軍などの受領に朝廷から次々と任命されている。
朝廷の有力者と主従関係を結んでおくとさらにいいことがある。
地方領主(武士)は、朝廷から派遣された受領(国司)と税金の負担をめぐって争い、時には殺し合いになることもあった。
そういった朝廷の禁じた合戦をしてしまった時でも、ワイロをおくっておくと罪をもみ消してもらえたり、軽い罪にしてもらえることがあった。
摂政藤原道長は家人(家来)である安房の荘園領主藤原某が安房の国衙(役所)を襲って国司を殺すという事件が起きた時に、書類の不備を理由に家人の国司殺しの罪をもみ消している。
天皇が任命した国司を殺すといった、重大な凶悪犯罪でも摂政である道長はもみ消すだけの力があったのだ。
国に税金を払わない田地が急増したので、国の税金収入は減り経営はとても苦しいものになっていき、大和朝廷と天皇の力は急速に弱っていく。
莫大なワイロをもらっていた摂関家藤原氏などの有力貴族も、朝廷自体の力が弱ったせいでその権力は弱まり、ワイロ収入も減っていっただろう。
そして河内源氏である源頼信の子孫である源頼朝が朝廷とは別の政権、鎌倉幕府をうちたてるのである。
武士と呼ばれる地方領主は、貴族より武力もあったが、田地の経営能力も高かったのである。


禊(みそぎ)は具体的に御利益はあるのか? 2009.03.22

図 斉明天皇も使ったであろう酒船石遺跡の亀形石造物、古代の和式便所……ではありません^^;
禊(みそぎ)は飛鳥時代の天皇、大王(おおきみ)もやっていた神事です。
ある学者によると、女性であり、大規模な土木工事や北海道への軍事遠征をした斉明天皇も禊(みそぎ)をしたそうです。
上記の奈良県高市郡明日香村の酒船石遺跡の亀形石造物の画像は当時は水が流れていた水道施設と考えられ、その水は禊などの神事にも使われたのではないかと考えられています。
昔女性である斉明天皇は中大兄皇子(天智天皇)の傀儡であったように解釈されていたことも多かったようですが、現在の歴史の研究者は斉明天皇は強力なリーダーシップをもっており政治を主導していたと考えています。
乙巳の変も斉明天皇の命を受けて中大兄皇子が蘇我氏をほろぼしたとみるのが妥当でしょう。
禊(みそぎ)は具体的には清冽な川や海にはいって水で体を清めることです。
今でも神官は禊(みそぎ)をしているそうです。古来から伝わる祭りでも、海や川にはいったりするのは禊の影響だと言われています。
斉明天皇は、君(きみ)とよばれる地方の豪族や蝦夷の首長を本拠地の奈良盆地によびつけ、一緒に川で禊をしたそうです。
なぜ禊をしたのかという目的ははっきりわかっていません。
最近産経新聞のある記事で禊を思い出させるものがありました。
「駅のトイレ、なぜ石けんがない?」という記事で、それによると、トイレの後に水で手を洗うだけでウイルスが100分の1に減少するそうです。
石鹸をつけて洗うとウイルスは1000分の1に減少します。
私は水で手をあらうだけでは除菌効果ないだろうと思っていましたが、それは間違っていました。
飛鳥時代以前から行われていた神事である禊(みそぎ)には、科学的にも体を洗って清潔に保つ効果があったようです。
もしかしたら、斉明天皇が蝦夷の酋長や、地方の豪族である君と一緒に禊をしたのは、今で言うと一緒に風呂に入ったようなものかもしれません。
モンゴルに精通している司馬遼太郎先生の著作に、おもしろい話がのっていました。
モンゴルでは、みずたまりに悪魔がひそむから入るなと言われているそうです。
みずたまりには、破傷風菌など人体に有害な菌が数多くいます。
みずたまりにはいって病気になったりして、経験的にみずたまりは危険だという生活の知恵が生まれたのではないかと司馬先生は推測していました。
当たり前ですが、きれいな水でないと逆に人体に有害ということですね。
※画像は歴史サイト「飛鳥の扉」様よりいただきました。
貴重な遺跡や発掘された出土品など写真がいっぱいで楽しい歴史サイトですよ。
http://www.asuka-tobira.com/












